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レディーバグ訪問看護ステーション(その2)

■最近訪問看護師になった人は何故、訪問看護を目指すのか?

 今回が訪問看護師になって間もないナースにインタビューを行いました。これから訪問看護師を目指される方へのホームページを作っていますので、いつも経営者や管理者へのインタビューが多くなります。今回は実際に訪問看護師になって間もない方にインタビューを行い、今までとは違う視点で読んでいただきたいという思いがあります。先日インタビューを行った足立代表が運営するレディーバグ訪問看護ステーションで働く相馬ナースです。

相馬ナースが訪問看護を目指すきっかけはと聞くと、すぐに学生のときに経験した訪問看護の実習だと答えてくれました。病院や他の施設等にも行きましたが、療養している人の表情が全く違うと感じられたそうです。卒業して病院で働くことがあったとしても、訪問看護で働くと決めていたそうです。訪問看護に関わる人であれば、相馬ナースみたいな方が増えてくれることを祈るばかりです。

大学病院に3年勤めてから訪問看護に飛び込んだ相馬ナース、実際に訪問するようになって、どのように感じているのでしょうか?病院は治療の場であるから、いろいろなことに対する意思決定者がどうしても病院側の人になってしまう。プライベートな場所はないですし、入院が長引くと笑顔が消えていく。一方で訪問看護はご自宅での療養が前提となっているので、意思決定者はご本人や家族です。訪問看護は医療を提供しますが、それ以上に生活に必要なことは何を考えることが多くあります。訪問看護はご本人が主役になります。それが魅力ですと相馬ナースは語ってくれました。

■訪問看護に対する不安、それを解決できるステーションの体制が大事

ただ訪問看護にきて問題と感じることもあるようです。自分自身のアセスメント能力がなくて、判断したことに不安を感じることがあります。この前もがん末期の患者さんが熱発して、どうしよう?となりました。先生とは密に連絡をとっていたのですが、、、そんなとき足立代表にすぐに電話をしました。助言を貰って電話をきると落ち着くことができました。適切な一言をもらえることが新人にとって重要。それができているステーションであって良かった相馬ナースは言います。

なぜレディーバグ訪問看護ステーションを選んだからとお聞きすると、ナースが作った訪問看護だという理由からでした。たしかに訪問看護は株式会社での設立を認められてから、他業界から参入が多くなっています。ただ代表者が看護師以外の人だと看護師との距離感が徐々に大きくなり、看護師全員が同時に退職届を出すケースも珍しくありません。

相馬ナースは言います。足立代表は看護師ですし、ご自宅に戻って療養して欲しいという考え方の方でした。だからここを選びました。今はアドバイスを貰って訪問をする日々ですが、いつか自分の価値観で判断できる看護師になりたいです。

看護師は看護師にしかついてこない。知り合いのカリスマ看護師が筆者に教えてくれました。インタビューをしていても、看護師が経営する訪問看護ステーションは働きやすいように感じるなと振り返りつつ、今回のインタビューを終えました。

■レディーバグ訪問看護ステーション

代表者:足立 栄子

住所:〒142-0063 東京都品川区荏原4-14-7-1F

TEL:03-6426-9671

URL:http://rainbow-nurse.com


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